マナビノブログ

2019年12月01日12月1日に思うこと〜

塾長の長谷です。 現在、保護者面談を行っています。

ちょうど、小学校5、6年生から思春期にはいるお子様もいらっしゃいますので、皆さん苦労されています。 当然、成績を心配されていますが、よくよくお聞きしていますと、ご家庭でのコミュニケーションがうまく取れないご家庭が多いようです。

「なかなか、点数を言ってくれないんですよ〜」や「何考えているのかさっぱりわからないんです」など、思春期の典型的な親子関係にはまっているようです。

 

私は、高校の教員だったので、高校生はその状態を少しだけ抜けていますので、いわゆる「”子どもじみた”思春期」ではなく、青年期の課題が突きつけられているお子様が多かったように思います。

何れにしても、思春期は自我の目覚めの時期ですから、独立心が強くなり、反抗期となるようです。

毎日、顔を合わせている保護者の皆様は、どうしても“子どもは子ども”ですから、思春期を迎えたお子様への対応を急に変えることは難しいです。

しかし、この頃から、ココロもカラダも急速に変化しますので、「ん?何か変わって来たな?」と思ったら、「はっはぁ〜ん…さては思春期に入って来たなぁ〜。よしよしよし、正常正常。少〜しずつ任せてみるかな?」くらいの感覚で付き合われて見てはどうでしょうか?

ただ、子どもは何歳になっても皆さんの子どもですから、親が亡くなっても親子関係は永遠に続きます。

 

私も、一昨年、家内の母を亡くし(87歳)、昨年はわたしの母を亡くし(87歳)、今年9月に父を亡くし(94歳)ました。 長生きした分、一気に亡くなってしまい辛かったのですが、両親とも、わたしが50歳になっても60歳になっても「ノリさん、ノリさん」と呼んでいました。

わたしには「ノリちゃん」と呼ばれていたおじさんがいたので、区別するために「ノリさん」と呼んでいたんだそうです。 やっぱり、私が何歳になっても「ノリさん」と言って迎えてくれたことは、私の心の拠り所となっていました。

また、わたしは今でも兄のことを「にいちゃん」と呼んでいます。 共に60歳を過ぎても、子どもの頃の記憶は永遠に忘れないものだと思いますし、それが今のわたしを形作っている歴史なのだと思います。

 

それぞれのご家庭にはそれぞれのカタチがあり、それぞれの歴史がある。

お子様が思春期を迎え、保護者の皆さんが、悪戦苦闘することも、10年20年後には、それも家族の歴史として刻まれるのではないかと思います。

 

保護者面談を通して、保護者の皆様のお悩みをお聞きすることが多く、わたしも一緒に悩みます。

でも、そのことで、お子様も悩み成長するのと同時に、保護者の皆様も成長されているのではないかと思います。

そして、わたし自身も、考え、自分自身を振り返り、次のステップを踏み出させていただいているような気がします。

 

高3生、中3生、小6生も受験まであと2ヶ月。

小6生は、2ヶ月を切りました。

一緒に頑張ってまいりたいと思います!

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